ガラスの合間のドーナツビスケット
2009年02月24日(火)
米アカデミー賞で外国語映画賞が「おくりびと」、短編アニメーション賞が「つみきのいえ」と邦画2作品が受賞しましたね。
すごいですね~。
ども、町長です。
ところでみなさん、ドーナツビスケットってご存知ですか?
実は、わたくしサンリツパンとギンビスのドーナツビスケットが昔から大好物でありまして、ご存知ない方も居られるかもしれませんのでご説明いたしますと、サンリツパンとは三立製菓株式会社さんが昭和34年に発売されたカットパンであります。あまりお菓子を買うときにメーカーを確認したりしないという方には、「カニパン」「カンパン」「源氏パイ」「トランプ」「チョコバット」などを作っている会社という方が馴染みがあるかもしれませんね。
「三立製菓株式会社」
http://www.sanritsuseika.co.jp
株式会社ギンビスは「たべっ子どうぶつ」という動物ビスケットや最近では「しみチョココーン」などで有名ですね。
「ギンビス」
http://www.ginbis.co.jp
ドーナツビスケットは、そのギンビスが作っていたお菓子です。
近所のスーパーでも売っていたのですが、ある時処分価格になっていた(当然その時は大人買い)のを最後に店頭に並ばなくなりました。どうやら製造中止になってしまったようです。
何故今ドーナツビスケットかと申しますと、宮﨑あおいちゃんの映画「ただ、君を愛してる」を観まして、無性に食べたくなったという次第でありますが、「ただ、君を愛してる」とドーナツビスケットの相関関係についてご存知ない方は各自お好きな手法で調べていただくこととして...まあ、同じようなお菓子があることにはあるらしいのですが、これまでなかなか入手するチャンスが無かったのであります。
(玉木宏くん、映画「ウォーターボーイズ」で初めて知ったんですが、最近ではすっかり2枚目役で定着してますね。あの頃の雰囲気も好きだったんですけどねぇ。)
ところがところが、先日京都のおせんべい屋さんがサークルラインというお菓子を作っているという情報をゲット。
2月21日の京都東寺行きに新たな目的が加わりました。
「京都でサークルラインをゲットするぞ!」
うわっ、初っ端でワールドワイドなアカデミー賞の話を振っておきながらスケール感小さくて申し訳ない。
ということで時は遡りまして2月21日、恒例のフクロウペンギンであります。
浦沢直樹さんは私の好きな漫画家のおひとりでありますが、映画「20世紀少年」については敢えて触れないで先を急ぐことにします...(^^;
今回は地理的なことを考慮していつもの駐車場ではなく、東寺東門に近い駐車場に並んで停めました。
いそのさんちへも東寺境内ではなく、外をグルっと迂回して南門からのアプローチを試みます。
到着時刻は10時22分35秒。
当然ながら、もうお客さんで一杯なのであります。
お客さんの合間をぬって写真を撮るので精一杯でございます。
まずはサバヲさんの作品。
続いて礒野昭子さんの作品。
紫のカエルちゃんは、実は他のお客さんが持っておられたのを、「写真だけお願い」って写させて頂きました。相変わらず図々しい奴であります。快諾してくださったお客さま、どなたかは存じませんがありがとうございました。
それから、これまでに「いそのあきこ グラぐる展」に頂いたメッセージは、しっかりと礒野昭子さんにお渡ししましたよ。
書き込んでくださった方々、ありがとうございました。
2月28日までとなっておりますので、まだご覧になっていない方はぜひどうぞ。
と・こ・ろ・で、あれれー?サバヲさんのパンダちゃんが見当たりませんよ...ということで尋ねてみたところ、出ていた分はさっき売れちゃったようで、裏からパンダちゃんばかり何玉か出していただきました。
出していただくときに「僕を連れて帰って~!!」と飛び出してきた子があり、連れ帰りはその子に決定。
11時過ぎには東寺を離れ、おせんべい屋さんに向かいます。
みなさん、お邪魔しました~。
おせんべい屋さんですが、途中で道がよく分からなくなってしまいまして、職員に電話してネットで地図を確認してもらいつつーの、生ボイスナビゲーションをしてもらいつつーの、無事到着しましたのがコチラ。
「伊藤軒」さんであります。
「伊藤軒」
http://www.kyoto-itoken.co.jp
許可を頂いて、職人の方がおせんべいを焼いておられるのをパチリ。
なかなかに大変そうであります。
さてさて、「サークルライン」を無事ゲットいたしまして、本日の最終目的地であります佐野邦巳子さんのガラス工房「邦」へ向かいます。
先の「第3回GTコンテスト」金賞のプレゼント用作品の受け取りであります。
写真は最終の仕上げをしてくださっているところであります。
お預かりして帰った作品はこんな感じです。
写真では分かりづらいかと思いますが、デカイです。
個人的にはグラスタウン保管の金賞受賞作品よりもカッコ良い気が...(^^;
佐野さんは前にお会いしたとき、『きっちりとした図面というものはないので、同じタイプのものを複数作っているうちにだんだん自分のものになっていき、頭の中で動き出すイメージを具現化できるようになってくる』というようなニュアンスのことをおっしゃっていました。きっとバージョンアップされたカタチがこれなんでしょうね。
当選者の方、楽しみにお待ちくださいね。
佐野さん、ありがとうございました。
で、これがガラスの合間のドーナツビスケット「サークルライン」でございます。