開放的イクラ丼と村上康成
2008年02月07日（木）
ここのところ寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
ども、町長です。
さて、ＧＴランプワークコンテスト開催中ではありますが、投票期間中ということでお手伝いすることもコレといってありません。
ということで、ふらりとお出かけしてまいりましたのは2月の5日。
目指すは東京ビッグサイト、「第65回東京インターナショナル ギフトショー」。
─日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市─
http://www.giftshow.co.jp/tigs/65tigsinvitation/index.htm
0泊1日、日帰りです...
なんてったって、「日本最大」です。
なんてったって、「65回」です。
ＧＴランプワークコンテストの「1回」とはわけがちがいます。
もう、ジイちゃんと孫みたいなもんです...ちょっと違う？
ところで、何故にギフトショーかといいますと、グラスタウン住民のGlass Kaoriaさんも先生の松村潔さんやお仲間とご一緒に出展されるそうで、ご招待いただいたのでありますね。
久々のお出かけでちょっとワクワクしつつ早朝の東京行き新幹線に乗り込みます。
関西人が新幹線で東京に向かう道中のメインイベントは、やはり富士山でしょう（って勝手に決めちゃってますが）。
雲に隠れてるし...電柱じゃまだし...なんかイヤーな予感(^^;
10時ごろ東京到着。
5分間隔ってことで会場まで巡回バスが出てるんですが、人が多いのにビックリであります。常時次のバスが待機してる状態なんですが、それでも長蛇の列が出来ちゃったりしてます。
うーん、これだけの人がお昼になって一斉にご飯を食べに行くのかと思うと恐ろしくなっちゃいます。間違いなく食べられなくなっちゃいそうな予感がします。わたくし町長はお腹が減ると力が入らなくなっちゃうのでありますね。出来ることなら、常時アンパンマンと行動を共にしたいぐらいであります。
というわけでビッグサイト到着後、ちょっと早いですがお昼ご飯を先に食べることにします。
何処からともなく漂ってくるカレーの匂いに誘われて食堂に向かったものの、お子ちゃま仕様の舌を持つ私は、実は本場本格的な辛いカレーライスはちょっと苦手なのであります。
「辛い？」との質問に「はい、辛めです」と応える店員さん。
まあ、カレーを「辛い？」と聞かれて、「辛くない」とも言えないでしょうが、やっぱここは方針転換してイクラ丼に決定。
恥ずかしながら、磁界に持ち込んだ方位磁石のような不定ぶりです。
さて、注文して出てきたイクラ丼に椅子から転げ落ちそうになりました。
確かにご飯の上にイクラがかかっているという点においては何も問題は無いのでありますが、容器がドンブリではなく皿なのでありますね、ハイ。お江戸ではこのような状態でみなさん食しておられるのでしょうか？
どうも、こうドヤドヤと広がりそうなイクラちゃんたちを、「君達ココから先はダメだからね」「バブー」という感じで外壁が取り囲んでいる状態を想像しておりました私にとっては、うーむ開放的過ぎやしませんか...という有様でありまして、まあそれよりも何よりも、これを果たして「イクラ丼」と呼んでよいものかどうか...かといって「じゃ、君は俺のこと何て呼ぶ？」と訊かれても私も困るわけですが...まあ強いて言うなら、カレー部分がイクラに替わったということで「イクラライスなんて呼ばせてもらってもよろしいでしょうか？」という感じです。
但し、ご飯は酢飯で味覚的にはイクラ丼判定基準クリアであります。当然、福神漬けもらっきょも付きません。
"イクラライス"でお腹もふくれて安心したところで、Glass Kaoriaさんから教えていただいていた"西展示棟西3ホール"に向かいます。
「ガラス工房まつぼっくりとその仲間」さんのブース発見！
Glass Kaoriaさーん...あれ？
...居ない...え、明日？
...って、えええー？
Glass Kaoriaさんは明日（6日）からのご参加だそうです(^^;;
そういえば、そんなこと聞いてたような気も...いや、聞いてましたとも...そいでもって完全に忘れておりました。
うーむ、今朝の富士はこの予兆だったか...
でも、ブースに居られた金田千恵さん、Manateeこと稲葉真奈美さんとお話出来て、それはそれで幸せな私。お二人も、当然ガラス作家さんでして、とても素敵な作品を制作されていました。金田さん、稲葉さん、楽しいひとときを過ごさせていただき、ありがとうございました。
神戸のInternational Lampwork Festaでもご挨拶できなかった松村先生にちょっとお話を...と思ったのですが、残念ながらお食事に行かれていて、お会いすることが出来ませんでした。これまた残念。
ガラス工房 まつぼっくりのサイトはこちら。http://members.jcom.home.ne.jp/kemy/index.html
いやぁそれにしても、東京ビッグサイトは広いです。その広い会場にブース数もハンパじゃないですし、1日ではとてもじゃないですが全部見てまわれないです。というか、疲れ果てて遭難しそうになりました。
歩き疲れたので、自販機のコーヒーでひと休みです。
「聖地の珈琲」（150円也）。
しかし、聖地って...(^^;
東京ビッグサイト限定ってあるし...
まあ味は普通のミルク缶コーヒーってことで...
聖地のお陰で元気回復(^^;
今回は、もうおひと方素敵なガラス作家さんにお会いすることが出来ました。
フュージョンファクトリーの野口美枝子さんです。
http://www.fusionfactory.jp/
素敵な作品だなぁと思って眺めていたのですが、名刺をお渡ししたら、驚いたことに既にグラスタウンのことをご存知でした。
というのも、どうやらうちの職員がコンテスト関連のメールを送らせて頂いていたようです。まったく不躾で申し訳ありません。
吹きガラスということですが、とても魅力的なガラス作品が並んでおりました。
野口さん、ほんとうにありがとうございました。
やっぱりガラス作品を見てまわったり、いろんな作家さんとお話するのは楽しいですね。今回も楽しいお出かけになりました。
Glass Kaoriaさん、また大阪でお会いしましょうね。
ところで、ガラスとは関係ないのですが、イラストレーターの村上康成さんっていいですよね。今回、会場を歩いていて妙に関連商品の前で足が止まりました。
色使いと開放的でのびやかな筆致がなんとも気持ち良いです。
帰って来てから村上康成さん"絵"の絵本を引っ張り出してパラパラと眺めつつ、開放的な筆運びは気持ち良いけれども、やはり開放的で自由奔放なイクラ丼はちょっとなぁ...とあらためて思いかえしておるところであります。
