ひょっこりひょうたん島の海と森と黄八丈

町長
ども、高温多湿な場所では自己修復機能が活性化される町長です。

ひょっこりひょうたん島のモデルになったとされる亜熱帯の島、八丈島。
この4月に遊びに行った時(過去記事[いきもの倶楽部 in キョンの島]参照)から「キノコの季節にまた来るぞ」と心の中で誓っておりましたが、早速先日フラフラ~っとお出かけして参りました。

当然ながら荷物も町長カラーのオレンジでコーディネートされております。
我ながら抜かりありません、わっはっは。



飛行機で関西国際空港から羽田を経由して八丈島へ向かうわけでありますが、飛行場ではいつもの如く、呑気に飛行機見物であります。

モヒカンくんも居ましたし、黄色いポケモンジェットにも出会えました。
ポケモンジェットはエプロンからじっくりと拝ませていただきました。

目的地の八丈島では、一旦着陸態勢に入るも視界不良の雨模様につき着陸不可能で上空旋回。
「東京へ引き返すかも...」というアナウンスもありまして、速攻切り替えて「東京で何して遊ぼうかな~」と思いを馳せておったのですが、そうこうしている内になんということもなく無事着陸。

キャプテンっ、ご苦労様でした~!
後から思うと、タイミング的にキノコ観察にはちょうどよい雨だったかもしれません。


到着しました八丈島は、亜熱帯地域といいましてもそこはそれ、市販のパジェロミニ(かな?)にパトライトを載せただけのような外観の警察車輌にもしっかりと「警視庁」の文字が入っておりまして、「そうか、ここは東京都だったっけ」と再認識させられるのであります。

島では、刺激的な夜の森に分け入ったり、海岸をブラブラ散策して生き物と戯れたり、透明度の素晴らしい海でプカプカとシュノーケリングを楽しんだり、存分に自己修復させて頂きました。


で、前回に引き続き今回もお世話になったのが、「八丈島観光レクリエーション研究会」の山下さんと秋田さんなのであります。
研究会で管理されている「光るきのこ観察の森」では、ギンガタケなど光るキノコの幻想的な姿を堪能させていただき、夜の森へは秋田さんが案内してくださいました。



実は想定外に「冬虫夏草」も見つかったりなんかして...狂喜乱舞なのでございます。

ちなみに、光るきのこの最新情報は研究会のサイトで随時更新されています。
要チェックです。

「八丈島観光レクリエーション研究会」
http://www.8jo.org/

八丈島には黄八丈という手織りで仕上げられた草木染の絹織物がありまして、着物はもちろんですが、現在はお財布やネクタイなど身近な小物にも仕立てられています。
前にもお話ししましたが、実は八丈島観光レクリエーション研究会代表の山下さんのおうちは、代々続く黄八丈の織元さんでありまして、相変わらず図々しくも山下さんにお願いして、その黄八丈の工房「山下め由工房」を見学させていただきました。
あ、関係ないですが、山下さんはバイクフリークでもあります(笑)

工房では、女性の方々が独特の音を響かせながら丹念に手作業で織り進められている姿が印象的でした。
やはり良いものは一朝一夕では出来ないのであります。

山下さんのお父上に歴史的に興味深いお話しを聞かせて頂き、そしてその後、弟さんに「ヘゴの森」を案内して頂きました。

山下家の皆さん、秋田さん、そしてお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

自然豊かな素晴らしい島ですが、そこに住んでおられる方々もほんとうに温かくて素敵な方たちばかりです。
ぜひ、みなさんも癒しの八丈島を訪ねてみてくださいね。

今回も、帰りの飛行機からは美しい富士山が見えました。

2015/11/20 12:14 Update