いきもの倶楽部 in キョンの島
2010年04月11日(日)
ども、町長です。
久しぶりに、いきもの倶楽部しにビヨヨ~ンとお出かけしてまいりました。
行き先は東京の南方海上287kmに位置する、面積69.52平方キロメートルのひょうたん型をしたキョンの島、八丈島であります。
「八丈島のキョン」と聞いて某ナンセンスギャグ漫画を思い出した方も多いかと...え、居ない?
まあ、思い出したとしても既に責任ある立派な社会人となっておられる方は余り大きな声で言わない方が賢明かもしれませんが...
神戸空港を出発して羽田で乗り換えだったのですが、ランプにずらずらっと並ぶANAマークの中に見慣れない(見慣れた?)機体が...
おおおおおっ!
ダビンチのスケッチを垂直尾翼にあしらった全日空モヒカンジェット復刻版です。
洗練されているとは言い難い青い色が懐かしいです(笑)。
それにしても、一機だけ写ってると「いつの写真ですか?」という感じですね。
到着しました八丈島は、2つの山から成る火山島でありまして、2010年3月時点で推計人口8,309人だそうです。
島では子供から大人まで皆さん「おはよう」「こんにちは」と、見ず知らずの私にも挨拶して下さいます。
高温多湿大好きな私としましては、その気候と相まって何かとても居心地が良いです。
さて、高温多湿と申しましたが、実はこの島には発光キノコを培養している方がおられまして、今回はその方に色々とお話しを伺おうとやってきた次第であります。
物好きな私のお相手をしてくださったのは、山下さんと秋田さんです。
ちなみに山下さんは「黄八丈」と呼ばれる草木染めの絹織物の職人さんで、草木への造詣の深さはその辺りとも関係あるのかもしれません。
お二人とも島や島の生き物が大好きで、みんなに喜んでもらう為に「八丈島レクリエーション研究会」というNPO法人を通して様々な活動をされています。
「八丈島レクリエーション研究会」
http://www.8jo.org/
光るキノコはシーズンオフということで、今回は様々なシダが生い茂るハイキングコースを案内してくださいました。
ぜひまたキノコの時期に来たいです。
そうそう、「八丈島のキョン!」ですが八丈島には野生のキョンは居らず、「八丈島植物公園」でのみ見ることができます。
農作物への被害や生態系への影響など、色々問題があるようですね。
帰る日、荷物を引きずりながら空港まで歩いていたところ、暗かった空から案の定雨が落ちてきました。
仕方なく雨宿りをしていたところ、通りがかった軽トラが空港まで乗せていってくださいました。
いやー、イイ島だなぁ...ホントに。
帰りの飛行機の主翼の向こうに富士山が見えました。
そういえば、八丈島も富士火山帯でしたっけ。
実は東京に戻った後(といっても八丈島も東京ですが...)、とあるガラス作家さんのお宅に伺ったのですが、その話はまた今度。