人類用尻尾
2009年11月18日(水)
ども、町長です。
いきなりですが、動物が人間には分からない何か大事なことを知っているような気がするのは、裸足の四本足で大地に立っているからではないか、そして尻尾は大地から得る情報のアンテナのような役目をしているのではないか...という仮説の元に作られたのが「人類用尻尾」です。
尾骨内部の神経と接続して装着するために、手術により肛門の上に装着用のプラグをセットします。
この尻尾をつけて両手両足を大地につけると、勘が冴えたり、あらゆることに敏感になるのと同時に、この世界を完璧に掌握している何かひとつの意識を感じることが出来るそうです。
実はこの人類用尻尾、こんなものがあったらいいなぁという架空の新製品や世紀の大発明を集めた原田宗典の不思議エッセイ『貴方には買えないもの名鑑』(集英社文庫)のなかの一品なのですが、この「この世界を完璧に掌握している何かひとつの意識」という表現、なかなか言い得て妙だと思いません?
ということで、この世界を完璧に掌握している何かひとつの意識の片鱗を探しに、またお山へお出かけしてまいりました。
なーんて、所用でオートバイで出掛けた帰り道に、ちょっと寄り道してお山を抜けただけなんですけどね。
ヘルメットにとまったキイロテントウ。
そして、葉の葉脈のような模様と色が美しいアオバハゴロモ。
山中の道も中程をとっくに過ぎた所で倒木に行く手を阻まれました。
むむう...微妙にくぐれないし、微妙に(ウソ)飛び越えられませんね。
仕方がないので道をそれた林の中を迂回しましたが、これがなかなか曲者でして往生しました。
って悪戦苦闘しながらも、足元の木陰ににかわいい子を見つけると、いそいそと写真撮ってますが...
今日の毎日新聞に倉本聰が書いてましたね。
当り前の暮らしとは何か
それは自然の掟に従うこと
なるほど...でもそれがなかなか難しいのよね...
私も人類用尻尾つけてみようかしら...