家庭ガラス工房 トンボ玉

今回ご紹介の本は、その名もずばり『トンボ玉』です。
Tonbo-Dama

著者はTVなどでもおなじみの、ご存知、小暮紀一さん。
神戸のランプワークフェスタでも、個性的でお元気そうなお姿を拝見いたしました。
帯には、

ご覧ください。美しい玉はこのようにして生まれます。880点余の写真で作業を追った、一目でわかるトンボ玉作りの技法書です。

とあります。なるほど、制作過程が、カラー写真で細かく時系列で掲載されています。写真で分かりにくい部分は図説の丁寧さ。初心者からを対象にしてあるので、当然巻頭にはガラス素材や工具の説明もあり、それぞれの作品制作のはじめには、ガラスや道具など用意するものも書いてあります。
ちなみに、ほとんど全編、日本語・英語の併記です。
作り手の良心を感じる良書でした。
個人的には、付録の”作業中のアクシデントさまざま”も面白かったです。

『家庭ガラス工房 トンボ玉』
小暮紀一 著
ほるぷ出版
定価 2,600円(税別)

2015/11/20 12:14 Update