城下炎天

町長
ども、町長です。
いやー、急に暑くなってまいりましたね。
ガラスを熔かす方にとってこれからの季節、日中の制作は暑さとの闘いになるのでしょうか?
先日姫路で行われました「ひめじクラフト・アートフェア」も炎天下での開催となりました。

2日目の10日(日)に遊びに行ったのですが、バーナー点けなくてもガラスが熔けるんじゃないかと思うくらいの暑さでありまして、不養生な身体にはチト辛かったであります。


今年の会場は姫路城の東にあります芝生広場です。

本当はお城の北側のシロトピア公園という芝生広場で開催されるのですが、昨年の菓子博(その為去年は中止!)以降、未だに芝の再生養生に手を焼いておるようでして、今回は場所を替えての開催です。
まったく菓子博でムチャしすぎですな。
南(JR姫路駅側)から見ると位置関係はこんな感じです。

ご覧のようにお城のすぐ横には市営の動物園がありまして、今回の会場の芝生広場からも塀越しにキリンが見られます。

50年以上の歳月で老朽化が目立つ動物園は場所が場所ということもあって移転の話なんかもありますが、まあこれはこれで所謂「昭和的」な味があったりするんですけどね。

当日の会場の雰囲気はこんな感じです。
GTチャンネル[ひめじクラフト・アートフェア2009]

東寺でお見かけする「河内風鈴」さんも出展されていました。

結構ガラス関係の出展もあったようですが、私のお目当てはといいますと、こちらでもお知らせしておりました「ガラス工房 和泉屋」さんと「glass uni-birth」さんであります。

こちらは、なかなか意志の強そうな表情の「かえる」ちゃんが印象的な「glass uni-birth」さんのブース。



かえるちゃんの写真が多くなっちゃいましたが、ペンダントやネックレスもバリエーションが豊富で色々取り揃えてありました。今回はお一人でのご参加ですが、二年前のクラフト・アートフェアで奥さんが抱っこされていた赤ちゃんがもう2歳と4ヶ月、そのうえ第二子ご誕生となれば、うーむそりゃ私も老けるはずですな。

そして、
京都の「ガラス工房 和泉屋」こと和泉晶久さんのブース。

3月に京都でお会いした時には、かなり以前のイメージと違っていて脳内イメージを刷り替えたばかりなのですが(過去記事[黄砂とパンダウサギ]参照)、またまた雰囲気が変わっておられてビックリです。

髪型(何て言うんでしょう...マッシュルームカットでいいのかな)が変わったのかな?
今回はかわいらしく(失礼)変身されておりましたが、いくら外見は変わっても、物静かで朴訥とした雰囲気は初めてお会いした二年前と変わらない好青年であります。

こちらは背景や光の加減で表情が変わる神秘的な美しさのペンダントトップ。

お客さまへの説明の準備も抜かりなく、「実際に見ていただくことが出来ないので...」ということで制作工程のガラスも用意されており、その辺りの配慮も和泉屋さんらしい気がします。

本当は実物を手にとって眺めるのが一番なのですが、森の「グラぐるミュージアム(常設展示室)」に和泉屋さんの素敵なマーブルを展示しましたので、そちらもまたご覧くださいね。

来年の今頃は姫路城の天守閣は素屋根で覆われているかもしれませんが、ぜひ次回も大勢の作家さんの素敵なクラフト作品に触れることが出来るといいですね。
今から楽しみであります。

「ガラス工房 和泉屋」
http://glass-izumiya.jugem.jp/

「glass uni-birth」
http://glass-uni-birth.com/

2015/11/20 12:14 Update