四神と天空の城

町長
ども、町長です。

さーていよいよゴールデンウィークですが、みなさんお出かけのご予定などはたてられていますか?わたくしはといいますと、先日ぷらっとお出かけしてまいりましたので、ちょっとした景勝地のご紹介。

あらかじめ断っておきますが、ガラスとは関係ないです。
でもって、「四神」といってもどこぞの韓流ドラマとも関係ないですし、「天空の城」といっても某アニメ映画とも関係ないですし、当然ながら飛行石も出てきません。


場所はこちら(Googleマップ)
そう、「玄武洞」であります。

現地の解説によりますと、"文化4年(1807年)、この地を訪れた江戸時代後期の儒学者・柴野栗山は、この洞の岩石が作り出す節理の形や断面の模様などから、古代中国の四神のうち、北の守護「玄武」を連想し、「玄武洞」と命名した"そうです。

中央にあって一番大きな玄武洞、節理が美しい青龍洞、小さいけれど間近に節理が見られる白虎洞、羽を広げたような北・南朱雀洞、それぞれ特徴のある五つの洞があり、特に玄武洞と青龍洞は節理の美しさや学術的な重要さから、1931年(昭和6年)に国の天然記念物に制定されたそうです。


お花畑を眺めながら次に向かったのが「竹田城」跡。

「跡」ということで「夏草や...」という感じではありますが、廃城から400年を経てまだ残る石垣が時代を超えて語りかけてきます。城は築城後、山名の家臣太田垣光景が初代城主となり、以後7代にわたりこれを守り継いだものの、永禄12年(1569年)羽柴秀吉が但馬へ攻め入り攻略し、天正5年(1577年)の攻撃でついに落城したそうです。

この山城は、冬の早朝には円山川の川霧による雲海に包まれた幻想的な姿を見せるそうで、ついた名前が「天空の城」だそうです。
ぜひその幽玄な景色を眺めてみたいものであります。

2015/11/20 12:14 Update