名古屋モーニングセット

町長
ども、町長です。
えー、今回はお出かけ先からの更新であります。

先日、3月11日に名古屋に行ってまいりました。
まだ高速代は1000円になっておりませんので、相変わらず節約して午前4時までに高速に乗ったりしてみます。

毎度毎度の、まだ真っ暗な山陽自動車道・三木サービスエリアです。
この「時間帯割引」ってのは有り難いのは確かですが、問題は目的地に早く着きすぎるって事でありますな。

新名神高速道路を走っておるあたりでかわたれ時を迎えちゃいましたので、とりあえず土山サービスエリアで休憩します。

時間は6時過ぎ。
名古屋まではもうしばらくありますが、それでもさすがに早すぎるだろうということでここで時間調整することに決定。
位置関係はこんな感じです。

演習に行かれる前でしょうか後でしょうか?モスグリーンの迷彩服をきた自衛隊員の方以外は、あまりお客さんも見当たりません。早朝の人気の無いひんやりとした空気の流れるサービスエリアの食堂で、迷彩服姿の数名がひとつテーブルについて寡黙に食事を摂られている風景というのは、そこはかとなくシュールであります。

時間は潤沢にありますので、ゆっくりとおみやげ物を吟味したり(まだ目的地にも着いてません)、車の中で朝のニュースを見たり(もういいよ...みのもんた)して時間を潰します。
で、パーキングに車も増えてざわつき始めた午前8時、名古屋に向けて再出発です。


9時になる前には目的地が見えてまいりました。
はい、本日の目的地はJR名古屋タカシマヤ10階であります。
3月16日(月)まで「12名の作家によるガラスアクセサリーコレクション」が開催されております。
出品の作家さんは以下の方々です。
東かおり / 伊藤ナナ / 江崎めぐみ / 尾﨑雅子 / 桑原結子 / 中條健太 / 杜多一菜子 / 名和ショウ / ノグチミエコ / 松沢奈菜子 / 南寛 / 山下美奈子 (敬称略)。

一般道に降りて信号待ちしていると、何かが視界の隅にひっかかります。

おおー、何かと思ったら私の次の目的地を示唆するかのようなシーサー君じゃありませんか。
かなり目立ちますね、この絵。

「沖縄純粋探求居酒屋 美ら風(ちゅらかじ)」だそうです。

一方通行に振り回されながらも9時過ぎには名古屋駅前到着。
駐車場を探して駅前ロータリーをぐるりと周って松坂屋隣接の駐車場へ。

JRセントラルタワーズの中央コンコースに出ると時間はご覧の通り。

開店(10時)までには、まだもう少し時間があります。それにしても、制服姿の警備員があちらこちらに立っていたり、不審物云々のアナウンスが英語で流れたりしていて、何かちょっとした空港みたいな感じです。

とりあえず、建物を外からパチリ。

なるほど、2棟でタワーズですね?
久しぶりに見た駅前のカウントダウン表示付き横断歩道を嬉しげに意味も無く渡ったりしてみますが、さほど時間が潰れるはずも無く、噂の名古屋モーニングを食すべく喫茶店へ。
以前、名古屋はモーニングサービスの競争が熾烈を極めていると聞いたことがありますが、ここのところの不景気で沈静化している...かどうかは、当然ながら初めての名古屋モーニングセットでは判断のし様がありません。
...が、少なくとも、バイキング形式という時点で既に私の知っているモーニングセットは遥かに凌駕してます。

とりあえずこんな感じでチョイスしてみましたが、他にスープやなんかもありました。

10時の開店でイソイソと高島屋店内へ。
プロデュースの宇佐さんが居られて、色々教えて下さいました。
何人かの作家さんにもお会いすることが出来ました。

小さい写真ですがこんな感じってことで...






作家の皆さんそれぞれに個性的で素敵な作品がいっぱい並んでいました。
みなさま、大変お邪魔いたしました。

その後、桑原結子さんと連絡がついてお会いできることになったので、それまでの時間、テディ・ベアのお店へ入ってみたりして高島屋内を散策します。
12時ごろに桑原さんとお会いし、館内の喫茶店で、お酒のハナシとかアルコールのハナシとか酔って人格変わるハナシとか...(冗談です)。ちゃんとまじめにガラスのお話し...も、しました。

その後、桑原さんが学生時代の尊敬すべき先生がこちらで展覧会を開催されているそうなので拝見することにします。
「田渕俊夫展」です。
智積院講堂襖絵完成記念ということで、四季をテーマにした墨絵の襖絵が展示されています。
墨の濃淡だけで描かれているのですが、その立体感というか遠近感というか...描いてないところにまで広がる情景に「うーむ」と唸ることしきり...
個人的には胎蔵の間「春」が好きです。描かずして描かれた花が淡い色彩を帯びているようにも見える、なんとも美しいモノトーンのしだれ桜でありました。

色々と堪能させていただきまして、さあ帰るぞと駐車場の事前精算機で精算してから車に乗り込んだのは良いのですが...

「えーっと、お金払ったよね、私。
...で...出庫ゲート通過には...何使うんだろう...

げっ、駐車券!」

慌てて精算機へ走ります。
精算機から出てきた精算済み駐車券を取り忘れてました。
いやー、早く気付いて良かった良かった、はっはっは。


帰り、来るときと同じ土山サービスエリアにて天ぷらとおにぎりを買って、つまみながら帰りました。

だんだんコツも掴めてきました「高速日帰りガラス探訪」でありますが、近々始まる高速料金割引は我々にとって福音となるか?
案外、混んじゃって二進も三進もいかなかったりして...



杜多一菜子さん、江崎めぐみさん、中條健太さん、松沢奈菜子さんの作品です。

2015/11/20 12:14 Update